この記事の要点
- 営業代行のクロージングとは、営業代行会社が企業に代わって商談を行い、受注まで導くことです。
- 委託先は、自社の商材に近い実績、クロージング担当者の経験、料金体系の3点で選びます。
- 任せきりにせず、自社や商材の強みを共有し、定期的に進捗を確認することが成果につながります。
売上向上を目指す中で、「受注率の低さ」「営業担当者のスキル不足」といったクロージングに関する課題に直面する営業責任者の方が多くいます。これらの課題を解決するための手段の一つが、営業代行の利用です。
本記事では、営業代行におけるクロージングの概要、選定する際の具体的な手順、営業代行会社を選ぶためのポイントを解説し、BtoB企業のクロージングに強い営業代行会社4選を紹介します。
営業代行を活用する際のメリットと注意点についても解説するため、クロージング戦略を策定するための情報を得ることが可能です。
営業代行のクロージングとは?
営業代行のクロージングは、営業代行会社が企業に代わって顧客と商談を行い、受注に至るまでを導く過程を指します。
一般的に、クロージングは商談の最終段階を指し、ヒアリング、提案、交渉など、さまざまなフェーズから構成されます。これらの中でも、クロージングは成約に至るための具体的な話をまとめ上げる重要なフェーズです。
また、クロージングは商談に限らず、営業活動全般においても用いられる用語です。例えば、テレアポにおけるクロージングは、アポイントメントを獲得することが目的になります。
このように、クロージングは最終目標を達成するための最後の推進力という意味を持つのです。
商談におけるクロージングについて詳しく知りたい方は、「商談におけるクロージングのやり方とは?うまい人のテクニックや例文を紹介」をご覧ください。
BtoB企業のクロージングに強い営業代行会社4選
ここでは、BtoBのクロージングを任せられる営業代行会社と、クロージングの前段(商談の機会づくり)を強化できるリーグルを紹介します。各社の情報は、2026年10月時点で公式サイトから確認したものです。
| 会社 | サービス | 主な対応範囲 | 料金(公式サイト) |
|---|---|---|---|
| リーグル | インサイドセールス支援、コールドコールなど | クロージングの前段(ターゲティング、アポイント・商談機会の創出、リード育成) | 個別にお見積もり |
| ウィルオブ・ワーク | セイヤク | リスト作成からアポイント獲得、商談対応、クロージング、受注後のフォロー | 公開なし(見積もり) |
| セレブリックス | 営業代行 | 法人顧客の開拓、インサイドセールス、営業活動のトータル代行 | 公開なし |
| カクトク | 営業代行のマッチング | 営業代行会社・営業人材とのマッチング | 相談〜選定は無料。成約後に報酬と利用料(利用料は非公開) |
リーグル株式会社
リーグル株式会社は、750社以上のBtoBセールス・マーケティング支援実績を持つ会社です。
リーグルが担うのは、クロージング(商談・成約)そのものではなく、その手前のターゲティング、アポイント・商談機会の創出、リード育成です。確度の高い商談機会をつくることで、自社の営業担当者がクロージングに集中できる体制づくりを支援します。
MA・SFA・CRMなどのツールも活用し、短いサイクルで効果を測ってプランを見直しながら、成果につなげます。料金は、ご依頼内容に応じて個別にお見積もりします。
株式会社ウィルオブ・ワーク
株式会社ウィルオブ・ワークは、ウィルグループ(東証プライム)のグループ会社です。営業代行サービス「セイヤク」では、リスト作成からアポイント獲得、商談対応、クロージング、受注後のフォローまでを依頼でき、一部の業務だけを任せることもできます。
公式サイトでは、26年間で2,800社を超える取引実績が紹介されています。料金は公開されておらず、アサイン人数や対応範囲などに応じた見積もりになります。
株式会社セレブリックス
株式会社セレブリックスは、1998年設立の営業代行・セールスイネーブルメントの会社です。公式サイトでは、支援実績として約1,400社・12,700商品(サービス)が紹介されています。
独自の「コンサルティングセールスプロセス」をもとに、法人顧客の開拓やインサイドセールス、営業活動のトータル代行、営業の仕組みづくりを支援しています。料金は公式サイトでは公開されていません。
カクトク株式会社
カクトク株式会社は、営業代行会社や営業人材と企業をつなぐプラットフォーム「カクトク」を運営しています。公式サイトでは、登録営業人材約2万人、利用企業7,500社以上(同社調べ)、40以上の業界での実績が紹介されています。
相談から依頼先の選定までは無料で、成約後にプロ営業への報酬と利用料が発生します(利用料の金額は公開されていません)。
クロージングを営業代行会社に委託する際の選び方

クロージングを営業代行会社に委託する際の選び方は、以下のポイントが重要です。
自社商材に類似する業界・商材の実績を確認する
営業代行会社によって、得意とする業界や商材が異なります。自社の商材に類似する業界や商材で実績豊富な会社を選ぶことが重要です。
実績が豊富なことは、類似商材のクロージングに関するノウハウを蓄積している可能性が高いと期待ができます。
具体的には、以下の点をチェックしましょう。
- 過去にどのような案件を担当してきたのか
- 案件の成約率はどのくらいか
- 顧客満足度はどのくらいか
これらの情報はホームページやパンフレットなどで確認することが可能です。実際に営業代行会社に問い合わせて、担当者に詳しく話を聞いてみるのも良いでしょう。
クロージング担当者の経験が豊富か確認する
クロージングは、営業活動の中でも特に高度なスキルが求められます。経験豊富な営業担当者は、顧客の心理を読み取り、適切なタイミングでクロージングを行えます。
そのため、営業担当者の経験年数や過去の成約実績などを確認することが重要です。
具体的には、以下の点を確認します。
- 営業担当者の得意領域
- 営業経験年数
- 過去の成約実績
また、実際に営業担当者との面談を通して、担当者の人柄や実績などを確認できます。
料金体系を確認する
営業代行会社の料金体系には、成果報酬型、固定報酬型、複合型(固定+成果報酬)の3種類があります。
成果報酬型は、成果が出なければ料金が発生しないため、無駄な費用がかかりません。しかし、成果が出た場合の料金は比較的高く設定されていることが多く、総コストが固定報酬型に比べて高くなることもあります。
固定報酬型は、毎月一定の料金を支払う方式で、成果に関わらず固定の費用がかかります。費用が予測可能であるため、予算管理がしやすく、特に決められた予算内での運用を希望する場合に適しています。
複合型(固定+成果報酬)は、固定報酬と成果報酬を組み合わせた料金体系で、月額の固定費に加えて成果に応じた報酬が発生します。
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クロージングを営業代行会社に委託するメリット
営業代行会社にクロージングを委託するメリットは大きく3つあります。
営業のプロにクロージングを任せられる
クロージングは、営業活動の中でも難易度が高く、経験やスキルが必要です。営業代行会社には、クロージングに特化した経験豊富なプロが多数在籍しており、成約を目指して対応します。
自社でクロージングを行う場合、担当者によってスキルや経験に差があるため、成約率にバラつきが出てしまう可能性も。
しかし、営業代行会社に委託すれば、常に高いレベルのクロージングスキルで臨むことができ、安定した成約率を実現することに期待ができます。
人件費のコスト削減ができる
営業担当者を自社で雇用する場合、人件費、育成費、採用費など、さまざまな費用がかかります。しかし、営業代行会社に委託すれば、これらの費用を削減することが可能です。
特に、人手不足や営業スキルに課題を抱えている企業にとって、営業代行会社の利用は大きなメリットとなります。
営業の拡大・縮小が柔軟に行える
自社で営業担当者を雇用する場合、人員数の増減は簡単ではありません。しかし、営業代行会社に委託すれば、案件の増減に合わせて柔軟に人員を調整することが可能です。
営業活動の拡大・縮小は、企業にとって大きな課題となります。営業代行会社を活用することで、人員数の調整を柔軟に行い、効率的な営業活動を実現できます。
営業代行会社を選ぶ際の手順

ここからは、営業代行会社を選ぶ際の手順について詳しく説明します。
自社の現状と課題を整理する
自社の営業活動の現状と課題を明確にすることが重要です。最初の段階で、以下のような点を整理しましょう。
| 項目 | 観点 |
|---|---|
| 営業目標 | 売上目標、新規顧客獲得数、顧客単価 |
| ターゲット顧客 | 顧客層、属性、ニーズ |
| 販売商品・サービス | 商品やサービスの特徴、競合との差別化ポイント |
| 現在の営業体制 | 人員数、担当者の役割分担、営業プロセス |
| 抱えている課題 | 人材不足、専門性の不足、営業活動の非効率性 |
これらの情報を整理することで、自社が営業代行会社に何を求めているのかを明確にすることができます。
クロージングに強みのある営業代行会社を複数社選定する
自社の課題を解決できる可能性のある営業代行会社を複数社選定します。
選択時には、自社と類似する業種での実績、クロージングに特化したノウハウ、経験豊富な担当者の有無、自社に適した料金体系、充実したサポート体制を確認することが重要です。
インターネットでの検索や営業代行会社比較サイトなどを活用して、情報収集を行いましょう。
商談で詳細の認識合わせを行う
複数の営業代行会社から提案を受けた後、商談を行い詳細をすり合わせます。商談では、具体的な代行業務の内容、スケジュール、担当者体制の確認が必要です。
また、クロージング率などの成果指標の設定方法、定期的な報告の内容と頻度、契約期間、解約条件、費用についても詳しく確認しましょう。
不明点は遠慮なく質問し、双方の認識が一致しているかをしっかりと確認することが大切です。
契約締結
商談で詳細をすり合わせ、問題がなければ契約を締結します。契約書の内容はしっかりと確認し、双方が納得した上で契約をしましょう。
クロージングを営業代行会社に委託する際の注意点

営業代行会社にクロージングを委託することは、人手不足やスキル不足を補う有効な手段となりえます。しかし、注意すべき点もいくつかあります。
自社や商材の強みや特徴を営業代行会社にしっかり共有する
クロージングは顧客のニーズを正確に把握し、自社や商材の強みをアピールして成約へと導く高度な営業スキルが求められる営業フェーズです。そのため、営業代行会社が自社や商材について十分に理解していることが欠かせません。
効果的なクロージングを行うためには、事業内容、商材やサービスの特徴、ターゲット顧客、競合他社との差別化ポイント、期待する成果などの情報を事前に共有することが重要です。
営業代行会社の評判を事前に確認する
営業代行会社を選ぶ際には、各社が得意とする商材や業界、強みと弱みが異なるため、自社に最適な会社を見つけることが重要です。選定段階では、過去の営業実績を確認し、顧客からの満足度が高いかどうかを見極めます。
また、担当者の経験やスキル、費用体系、契約内容についても調査し、自社のニーズに最も合致する会社を選びましょう。
口コミサイトや比較サイトも参考になりますが、情報の時点や信頼性には差があります。公式サイトの実績や、商談で聞いた内容とあわせて判断しましょう。
コミュニケーションを定期的にとる
営業代行会社にクロージング業務を委託する場合、完全に任せきりにするのは避けるべきです。
定期的にコミュニケーションを取り、進捗状況を確認し、必要に応じて指示を出すことが重要。
また、商談の進捗や顧客の反応を共有してもらうことで、より効果的なクロージング戦略を立案することが可能になります。
クロージングに集中できる体制づくりならリーグルにお任せ
クロージングで成果を出すには、その前段で、確度の高い商談の機会をつくることが欠かせません。商談機会の不足や質に課題を抱えている企業には、リーグルのインサイドセールス支援をおすすめします。
750社以上への支援実績
商談の機会をつくる段階でも、業界ごとの知識が欠かせません。
特に、技術用語や業界特有の課題について深い理解が求められるため、業界知識が不足していると、クレームの原因となるか、アポイントの獲得チャンスを逃すことにもつながりかねません。
リーグルは750社以上の支援実績を持ち、専門的な用語や業界特有の課題を理解したうえで、見込み客と会話できます。
さらに、業界特有の課題に精通しているため、顧客とのコミュニケーションがスムーズに進みます。顧客の立場に立って考え、迅速に提案や解決策を提示できます。
成果を最大化させるコール担当者のスキル
アポイントの獲得では、コール担当者のコミュニケーションスキルが成果を大きく左右します。
スキルが足りないと、クレームにつながったり、アポイントの機会を逃したりすることもあります。営業代行会社によって担当者の質に差が出ることもあるため、研修内容や業務体制を確認することが大切です。
リーグルでは、独自のノウハウをもとにコール担当者のトレーニングを行っています。
相手の状況に合わせた会話で、確度の高いアポイント・商談の機会につなげます。
コール活動をシステムで可視化し、改善を続けることで、当社の支援実績では、キーマンへの接続率が平均30〜40%、キーマンから資料送付などの承諾を得られた割合(オプトイン獲得率)が40〜50%となっています(案件により異なります)。
情報システム部門を中心に50,000件以上の担当者情報を保有
営業活動では、「誰に、どのようにアプローチするか」を決めることが大きな課題になります。
リーグルは、情報システム部門を中心に50,000件以上の担当者情報を保有しており、キーマンのリサーチやターゲット企業の抽出をスムーズに行えます。
データベースを活用することで、適切な相手にアプローチしやすくなります。
まとめ
営業代行のクロージングとは、営業代行会社が企業の代わりに顧客と商談を行い、受注に至る過程を指します。
クロージングは営業活動の中でも特に高度なスキルを要求され、経験豊富な営業担当者が適切なタイミングで行うことが重要です。
委託先を選ぶときは、自社の商材に近い実績、クロージング担当者の経験、料金体系を確認し、委託後も自社や商材の情報を共有して、定期的に進捗を確認しましょう。
また、クロージングの成果は、その前段の商談機会の質にも左右されます。
確度の高い商談の機会をつくり、自社の営業担当者がクロージングに集中できる体制を整えたい企業は、リーグルにご相談ください。

